当社の現地法人、米国日本通運株式会社(社長:内田敏朗)は、西部地域の海運、倉庫業務の主要拠点をカリフォルニア州トーランスからロングビーチに移転し、2020年1月より営業を開始しました。
なお、1月28日(火)には、新拠点で開所式を開催しました。
(開所式の様子)
(拠点の外観)
ロサンゼルスの港湾地区では、米国の好景気を反映し、各種倉庫需要が急増しています。従来の拠点は同敷地内の3棟を使用しておりましたが、新拠点は、保管、作業効率の向上を図る目的で、天井高で1棟の拠点となります。
同時に、当社のグループ会社であるAssociated Global Systems, Inc.との拠点統一により、ロサンゼルス発着の幹線輸送統一を効率的に進め、シナジー効果を図ります。
また、移転先のロングビーチは、Heavy Container Corridorと呼ばれる、ロサンゼルス港湾地区の重量物規制緩和道路に面しており、重量品輸送に際した特別な許認可の取得が不要となる地区です。この立地を活かし、さらなる大型設備貨物・重量物の輸送や、様々なトランスロード(積替)作業、および新規フォワーディング業務の獲得を目指してまいります。
新拠点では、-20℃(冷凍)、2℃~8℃(冷蔵)の温度管理機能を備えた空調施設を新設することで、温度管理が必要な生鮮品や医薬品の保管が可能となります。
当社は今後も、多様化するお客様のグローバルビジネスに対応するため、世界の各地域に根ざした域内物流サービスの拡充に努めてまいります。
【施設概要】
名称 | 米国日本通運株式会社 ロサンゼルス支店 海運営業部、ロジスティクス営業部、引越輸送支店 (NIPPON EXPRESS USA, INC. LOS ANGELES BRANCH OCEAN SERVICE DIVISION, LOGISTICS SERVICE DIVISION, HOUSEHOLD GOODS BRANCH) |
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住所 | 1901 W. PACIFIC COAST HIGHWAY, LONG BEACH, CA 90810, U.S.A. |
倉庫面積 | 16,570m2 |
事務所 | 1,535m2 |