日本通運、高性能保冷輸送器材「プロテクトBOXサーマル」のテスト販売を開始

~環境配慮型輸送ソリューションとして、2027年度の正式販売へ~

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)のグループ会社、日本通運株式会社(社長:竹添進二郎 以下、日本通運)は、タイガー魔法瓶株式会社(CEO:菊池嘉聡 以下、タイガー魔法瓶)、岐阜プラスチック工業株式会社(社長:大松栄太 以下、岐阜プラスチック工業)との協業により開発した高性能保冷輸送器材「プロテクトBOXサーマル」のテスト販売を、2026年6月より開始します。

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    プロテクトBOXサーマル
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    大阪・関西万博での活用の様子

■背景

 日本通運は、国内輸送用の梱包ツール「プロテクトBOX」を2019年にサービス開始して以来、分離型や保冷輸送用、国際輸送用など、お客様のニーズに応じたさまざまな商品を展開してきました。

 2025年4月には、より環境に配慮した輸送ソリューションを提供するため、貨物自体の温度で庫内温度を維持できる高性能保冷輸送器材「プロテクトBOXサーマル」を開発しました。

 本器材は、常温トラックによる輸送環境下で、冷凍品・冷蔵品・常温品それぞれの温度維持性能を検証し、優れた断熱性能に加え、環境配慮型輸送ソリューションとしての有効性を確認しました。さらに、大阪・関西万博では、各パビリオンや飲食店などへの保冷貨物輸送にも活用されました。

 環境負荷の低減と輸送効率の向上を両立する新たなソリューションとして、今後の本格展開を見据え、このたびテスト販売を開始します。

 

■商品の特長

1.貨物自体の温度で庫内温度を維持

 「プロテクトBOXサーマル」は、蓄冷材・蓄熱材を使用せず、貨物自体の温度を活用して庫内温度を維持できるため、温度維持に必要な付帯資材や管理負荷の低減が可能です。

2.冷凍・冷蔵・常温貨物の混載輸送が可能

 輸送単位を「BOX」にすることで、保管温度の異なる貨物を同一車両で輸送でき、従来は冷凍車・冷蔵車・常温車で分けていた輸送の効率化が可能です。これにより、車両手配の最適化、積載効率向上、輸送コスト削減、CO2排出量削減に貢献します。

3.高性能断熱技術と高剛性構造を採用

 本器材には、タイガー魔法瓶のステンレス密封真空断熱パネル「TIVIP(ティビップ)」と、岐阜プラスチック工業のハニカムコア材「TECCELL(テクセル)」を組み合わせた「断熱ユニットパネル」を採用しています。これにより、優れた断熱性能と軽量性、高剛性を両立しています。

 

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4.幅広い業界で活用可能

 食品業界のほか、生花・園芸、精密機器・電子部品、化学品、医薬品・医療、美術品・文化財など、温度管理が求められる幅広い貨物でご活用いただけます。

 

■テスト販売の概要

 現在は台数が限られているため、生鮮食品、生花、温度管理が必要な工業製品などを取り扱うお客様を中心に、テスト販売を開始します。

 日本通運は、テスト販売を通じて輸送実績と検証データを蓄積し、2027年度の正式商品化に向けた準備を進めてまいります。

 

■正式販売予定

 量産体制を整備し、2027年度の本格販売開始を予定しています。

 

 NXグループは、CO₂削減、資源循環対応、安全性・信頼性向上、安定供給、グローバル戦略、物流効率化の6つのサステナビリティ課題に対応する物流サービスを開発・提供することで、これからもお客様のサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

 

■関連リリース

日本通運、高断熱性の長期間維持を実現した「プロテクトBOXサーマル」を開発
https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/news/press/2025/20250408-1.html

 

<本件に関するお客様お問い合わせ先>

日本通運株式会社 事業統括本部 ネットワーク商品企画部
nittsu-network_transport_planning_division@nipponexpress.com
受付時間 9:00~12:00および13:00~17:30(土・日・祝日・当社指定の休業日を除く)