~「誰にもやさしい倉庫」プロジェクトを通じて、多様な働き方の実現を目指す~
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切 智)とグループ会社である日本通運株式会社(社長:竹添 進二郎 以下、日本通運)は、5月23日(金)、多様性を尊重する職場環境の実現を目指し、NXグループ本社ビルにて「ユニバーサルマナー検定(*1)」を実施しました。
(受講の様子)
日本通運は、多様な従業員が働きがいを持ち、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる職場環境の実現を目指す「誰にもやさしい倉庫 (NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクト(*2)を行っています。その一環として、同プロジェクトにパートナー企業として参画している株式会社ミライロが主催する「ユニバーサルマナー検定」の取得を推進し、これまで本プロジェクトに携わる17名が2級、44名が3級を取得。働く人の多様性と向き合う意識の醸成と、受け入れの準備をすすめてまいりました。
今回、より多くの従業員が多様な方々に向き合うための「意識」と「行動」を体系的に学び、職場環境のさらなる向上につなげるため、NXグループ本社ビルにてユニバーサルマナー検定を実施しました。本検定では障害のある方や、ご高齢の方などの特徴や心理状況などを学んだのち、当事者体験を通じて、適切な声がけや具体的なコミュニケーションの方法について議論しました。受講者からは「今回の学びを実践することが大事、行動に移していきたい」といった感想が寄せられました。
NXグループは、DE&I (ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を重要課題(マテリアリティ)である「人権の尊重と責任ある企業活動の実現」の取り組みの一つと位置付けています。今後も、多様な人財の活躍による組織の活性化を通じ、企業価値の向上と社会課題の解決に取り組んでまいります。
*1:ユニバーサルマナー検定
ユニバーサルマナーの実践に必要な「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定です。同検定3級は、高齢者や障害者への基本的な向き合い方やお声がけ方法を学びます。2級では、車いすの操作方法や視覚障害者の誘導方法など、実践的なサポート方法と、より詳しい知識を学び、多様な方々への適切なサポートが出来る人を目指します。一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会が認定し、株式会社ミライロが主催・運営しています。
https://universal-manners.jp/
*2:「誰にもやさしい倉庫」プロジェクト詳細
https://www.nittsu.co.jp/logistics_solution/universal-warehouse.html