ニュースリリース

NX東アジアリージョン、韓国の釜山港と日本の地方港を活用した、 2024年問題に対応する新たな国際海上輸送サービスを開始

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:齋藤充)のグループ会社で東アジアリージョンを統括するNX国際物流(中国)有限公司(董事長:松尾純利)、およびNX韓国株式会社(社長:秋山正己)は、韓国の釜山港と日本の地方港を結ぶ新たな国際海上輸送サービス「釜山ハブ×日本地方港」を開始しました。

■開発の背景

物流業界では、2024年に実施されるトラックドライバーの時間外労働規制の強化により、将来的な労働力不足が予想され、中長距離トラック輸送への対応が大きな課題となっています。
 また、欧米及びアジアとの輸出入貨物の多くが大都市近郊の主要港を経由して、トラックで日本各地へ輸送されており、その輸送手段の確保も今後の課題となっています。
 このような状況の中、日本の地方港との航路が充実した韓国の釜山に在庫を保管し、受注後、日本各地の配送先に最寄りの地方港へ海上輸送する新たなサービス「釜山ハブ×日本地方港」を開始しました。
 本サービスにより、日本国内のトラックによる輸送距離を短縮し、輸送手段の確保とコスト低減に貢献するほか、CO2排出量も削減可能となります。

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■「釜山ハブ×日本地方港」サービスの特徴

 また、この釜山ハブに加えて、日本の輸入貨物の半数以上を占める中国発輸送の輸入に関して、中国の青島にあるハブ倉庫を活用し地方港と繋ぐ「青島ハブ×日本地方港」サービスも合わせて開始しています。NXグループは、グローバルネットワークと蓄積された高度なロジスティクスのノウハウにより、今後もお客様の課題に応え、事業拡大をサポートしてまいります。

■「釜山ハブ×日本地方港」サービスにおける日本の主な寄港地

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