POINT1 /
あなたの知らない
NXグループ
NXグループってどんな会社なのでしょうか?これまでの歩み、そして現在について、意外と知られていないNXグループの姿をご紹介します。
NXグループと聞いて、何を思い浮かべますか?
こんな問い掛けをすると、
「引越し」「ペリカン便」「侍ジャパン」
という答えが多く返ってくるかと思います。しかしこれらは、今のNXグループのごく一部であったり、あるいは過去のテレビCMからイメージする姿だったりします。
ここでは、皆さんがお持ちのイメージと本当のNXグループとのギャップを埋めていただくことを目的としています。
イメージと違う多彩な事業?
皆さんの中には、国内・海外で引越しをしたときや、過去にペリカン便などで私達をご利用された方も多いかと思います。また、インターチェンジ近くに建つ大きな倉庫や、街中を走る現金輸送車を目にされた方もいらっしゃるかもしれません。
これらのサービスは私達の事業の一部であり、他に、鉄道事業、自動車事業、海運事業、航空事業、重機建設事業、グループ会社では、不動産事業、販売業、調査研究業など、物流に関連する事業を実に幅広く展開しています。NXグループが「物流のデパート」などとまわりから呼ばれる所以です。
また、その多くは企業間物流(BtoB)であり、個人向けの商品だったペリカン便については2009年に事業譲渡し現在は取り扱っていません。
日本を含めた世界が舞台
日本で最大の総合物流企業であるNXグループは、国内を中心に事業を展開している会社、というイメージが強いかもしれませんが、実は、日本国内だけでなく世界を舞台に幅広いビジネスを展開しており、今後ますますその傾向は強まります。
国内での事業は、今後の成長を支える重要な基盤であることには変わりませんが、日本は人口減少が進み、物流需要は縮小することが考えられます。そのため、今後の成長には海外でのビジネスが欠かせません。
そこでは、日本の会社だけでなく、海外の物流会社もライバルとなります。私達は現在、世界第5位(出典:Armstrong & Associates, Inc. A&A’s Top 25 Global Freight Forwarders List(2025年10月9日更新分)※)と、まだまだ海外の大手とは大きな差がありますが、彼らを視野に成長を加速させ、世界での存在感を高めていきます。
※詳細についてはこちらでご確認いただけます。Armstrong & Associates, Inc.のホームページへリンクいたします。
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こんなものまで運んできた
BtoBの専門的な物流は表舞台に出ることが少なく、また安全に配慮して夜間に行われることもあり、なかなか皆さんの目に触れることはないのですが、NXグループではこれまで数多くの大規模イベントに関する輸送を担ってきた歴史があります。
こんな大きなものどうやって運ぶの?
こんな大量の荷物をどうやって運びきるの?
と思うようなものでも、私達が80年の歴史の中で培ってきた知恵と工夫を持って、輸送不可能と言われた難題を輸送可能としてきました。そのいくつかを以下でご紹介します。
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1872
(明治5年)
陸運元会社を設立
江戸定飛脚問屋・和泉屋の支配人の佐々木荘助が中心となり、運輸会社として陸運元会社設立。他の飛脚問屋もこれに合流し、今日に至る企業体として創業。
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1875
(明治8年)
内国通運会社に改称
陸運元会社は政府の保護を受け、飛脚時代の輸送網を再編。社名を内国通運会社と改める。
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1928
(昭和3年)
国際通運株式会社として発足
内国通運が国際運送と明治運送、国際通運(旧合同運送)を吸収合併し、社名を国際通運株式会社として発足。
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1937
(昭和12年)
日本通運株式会社を創設
10月1日に「日本通運株式会社法」に基づく半官半民の国策会社として、民間企業・国際通運の業務を引き継ぐ形で発足。2017年に創立80周年を迎え、今日に至る。
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1950
(昭和25年)
日通株を上場、純然たる民間会社として再出発
通運事業法が施行され、国策会社から一民間企業としてのスタートを切る。
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1951
(昭和26年)
日通式コンテナ試験輸送を実施。美術品輸送業務の開始
日通式コンテナは小型の折り畳み式であり、さまざまな現場で使用された。サンフランシスコのデ・ヤング美術館で開催された日本古美術展の輸送から本格的な美術品輸送がスタートした。
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1958
(昭和33年)
ニューヨーク 初代駐在員を派遣
アメリカのREA社と提携の2年後、同社のデスクを借りてスタート。航空・海運貨物、海外引越、旅行などのアメリカ側代理店の品質チェックを行っていた。
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1962
(昭和37年)
米国日通を設立
当社初の海外現地法人。NY初代駐在員が副社長として現地で奮闘する。
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1964
(昭和39年)
東京オリンピックを運ぶ
オリンピック大会公認運送人として指定。競技用具、手荷物、開会式で放す鳩の輸送のほか、マラソンや自転車の練習コースづくりやケガをした競技用馬輸送のためのコンテナ作製などあらゆる要請に応えた。
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1970
(昭和45年)
日本万国博(大阪)を運ぶ
指定運送・通関業者として各国から集められた展示品、販売品を輸送、搬入、据え付け、撤収までを請け負う。現在もシンボルとして残る「太陽の塔」の顔部分の輸送も担当。
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1974
(昭和49年)
「モナ・リザ」を運ぶ
当時、アメリカに渡った以外は門外不出であった名画を上野・東京国立博物館へ輸送。
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1991
(平成3年)
東京都庁の移転作業を実施
荷物量は2トン車にして延べ3,500台分、6,500人の人員が投入されて移転を実施。マスコミでも話題となった。
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1995
(平成7年)
阪神淡路大震災で指定公共機関として救援物資などを輸送
トラック延べ3,200台、貨物船延べ225隻を投入し、救援物資を輸送した。物流は水道やガスと同様にライフラインであることが改めて認識される。
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1998
(平成10年)
「物流博物館」を開館
当社本社ビル内にあった「物流史料館(旧・通運史料室)」をベースに、東京都港区に新たに博物館として誕生。物流全般について紹介し、同時に企業資料を保存・公開している。
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1998
(平成10年)
国立天文台「すばる望遠鏡」を輸送
すばる計画に関わるほとんど全ての貨物の輸送を担当した。世界最大級の主鏡はドイツから輸入した特殊トレーラーを用いて標高4,200mのハワイ島マウナケア山頂まで運び上げた。
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2003
(平成15年)
本社を汐留地区に建設
新本社ビルヘ移転
当社の事業の原点ともいえる鉄道発祥の地、汐留地区で、グローバル企業としての新たな顔となるべく、「知的創造性を生み出す空間づくり」「人と環境にやさしい建物」「周辺地域への貢献」をテーマに竣工した。
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2005
(平成17年)
愛知万博「愛・地球博」を運ぶ
場内指定事業者として愛知万博の開催準備を物流面からサポート。話題となった“マンモス”は、当社の総合物流機能を駆使し、シベリアからの冷凍輸送を無事成功させた。
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2008
(平成20年)
海外進出50周年。
物流環境大賞と物流環境啓蒙賞をダブル受賞
自動車部品の輸送をトラックから鉄道コンテナへモーダルシフト。CO2削減のみならず、リードタイムの短縮も実現したことが評価され、物流環境大賞を受賞。同時に産業廃棄物処理における教育体制が評価され、物流環境啓蒙賞を受賞。
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2011
(平成23年)
東日本大震災で救援物資などを輸送
24時間体制で陸・海・空の輸送モードを駆使した支援物資輸送を行った。トラックの台数にして延べ6,810台の輸送を行った。
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2014
(平成26年)
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2015
(平成27年)
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2017
(平成29年)
Tokyo C-NEXがオープン
当社最大規模の物流拠点。都心部へのアクセスはもとより、鉄道コンテナ・空港・港などの各基地まで30分以内と、物流拠点として好適な立地にある。
企業メッセージ「We Find the Way」を制定
創立80周年を迎え、新たな企業メッセージを制定。お客様の思いを実現することに対するNXグループの強い意志と自信をメッセージに込めた。
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2018
(平成30年)
築地市場の移転作業を実施
日本の台所として83年の歴史を刻んできた築地市場を豊洲市場へ移転。4.5日間で2トントラックにして約5,300台分の荷物を輸送した。
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2022
(令和4年)
NIPPON EXPRESS ホールディングス株式会社発足
NXグループ新体制スタート
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2023
(令和5年)
盛んなスポーツ応援
侍ジャパンのヘルメットやプロゴルファーの原英莉花選手の帽子には、NXグループのロゴが入っています。
また、NXグループには都市対抗野球の常連である野球部や、剣道部、柔道部、相撲部、ゴルフ部があります。
私達は、スポーツの応援を、社会との接点の一つとして捉えており、大切にしています。
POINT2 /
強み
国内最大の総合物流企業であるNXグループ。どんなものでも、どこへでも、あらゆる輸送手段を駆使して、最善の方法で運んできたからこそ、多くのお客様からの信頼を得られ、ここまで発展してきました。それを支えているものは、何でしょうか?
強み① 世界最大規模のネットワーク
NXグループは、世界中どこへでも荷物を運びます。
それを可能にするのは、日本全国を網羅している116社のグループ会社(2025年12月31日時点)からなる国内ネットワークと、56ヶ国/地域402都市967拠点(2025年12月31日時点)に広がる海外ネットワークです。
海外ネットワークは、1962年に初の海外現地法人をアメリカのニューヨークに設立したところから始まり、およそ60年の歳月をかけて築き上げてきました。もちろん、拠点のないところへも、信頼できる現地のパートナーと手を組むことで、ご要望に応じて荷物をお届けすることが可能です。NXグループに頼めばどこへでも運んでくれる。その信頼にこたえるために、これからもネットワークを広げていきます。
強み② 陸海空、全ての輸送手段
お客様のご要望は多岐にわたり、大きさや重さなどの荷物の条件や、どのくらい急ぐのかなどはその時々によって様々です。NXグループでは、トラック、鉄道、船、飛行機と、陸海空、全ての輸送手段をそろえているため、お客様のニーズやご要望に合わせて選んでいただくことができます。
また、医薬品や生鮮食品などには厳密な温度管理、精密機器などには振動制御、美術品などには湿度管理と、必要になる技術が異なります。私達はこれらの特殊な条件を要する荷物でも、最適な輸送方法で運ぶことができます。
陸海空、全ての輸送手段と様々な輸送技術があるからこそ、世界中の多くのお客様にご満足いただいています。
強み③ 受け継がれてきた意志
日本国内外に広がるネットワークと複数の輸送手段で、どんなものでも、どこへでも、どんな方法でも運ぶことができるということは、ここまでお話してきましたが、私達は、その中でもただ一つの最善の方法を見つけ出し、必ずやり遂げることに強くこだわっており、この点こそが、お客様から選ばれ続けてきた最大の理由だと考えています。
これは、創立80年を超える長い歴史の中で積み上げてきた経験やノウハウ、そして企業メッセージ「We Find the Way」で示している私達の哲学があるからこそ実現できることだと自負しています。
先輩たちから脈々と受け継がれてきたこの強い意志と自信を次世代にもつなぎ、これからも社会から求められる存在であり続けます。
運ぶこと。
それは、新しい未来をつくろうとする
お客様の思いを実現すること。
だから、どんなときでも、
ただ一つの最善の方法を見つけ出し、
必ずやり遂げる。
このような、私たちの強い意志と自信を、
このメッセージに込めています。
We
従業員一人ひとりの力が物流の現場を動かしていること。そして、志を同じくする一人ひとりの力を結集させたチームだから最適な物流サービスを提供できること。これら2つの意味を表すために、一人称・複数形である「We」を用いました。
Find
たとえ今あるやり方に当てはまらなくても、実現するための方法を模索し探し出す、という姿勢を表しています。この姿勢が、これまでもこれからも、変わらない普遍的なものであることを表すために、現在形の「Find」を用いました。
the Way
あらゆる可能性の中から導き出した、ただ一つの最善の方法を提供する。このことを表すために、「a Way」でも「the Ways」でもなく、「the Way」としました。また、人と人、ビジネスとビジネスの間に道を築き、つないでいく物流企業である、というメッセージも込めています。
NXグループ 企業メッセージ
グループ企業メッセージに込めた思いや言葉の解釈について掲載しています。
POINT3 /
長期ビジョン
2037年に、NXグループは100周年を迎えます。その時、どんな会社に成長していたいのか。私達の目指す姿をお話します。
創立100周年に向けて(2037年ビジョン)
2019年2月に、将来のありたい姿(2037年ビジョン)を策定しました。
グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニーに成長すること。
日本最大の総合物流企業であるNXグループも、世界では中堅レベル。その位置付けを正しく認識し、日本で培った力で、世界の市場に挑戦することを目指します。
また、会社の示す方向性とは、事業成長の先のありたい姿だけを示したものではありません。
NXグループは、企業理念を拠り所として、創業以来、ものを運ぶことを通して、人、企業、地域を結び、社会の発展を支えてきました。この変わらぬ使命を果たすため、社会の変化をとらえ、自らを進化させ続けます。また、安全に徹し、環境に配慮し、世界を舞台にすべての力を結集して、物流から新たな価値を創造することに挑戦していきます。そして、いつの時代にも、社会から求められ、信頼されることを誇りに行動します。
長期ビジョンの実現には、ロジスティクスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する企業であり続けるとともに、NXグループ自らが持続的な成長を果たす企業であり続けなければなりません。
そのためには、多様な社員が、お客様や社会を支える仕事に誇りを持って活躍し、幸せを感じる企業であり続けられるよう邁進していきます。
「安全・コンプライアンス・品質」に対するこだわりを基本とした現場力、企業メッセージ「We Find the Way」に表現されるお客様第一の姿勢は、大切にする価値観としてこれからも徹底的にこだわっていきます。
加えて、NXグループがグローバル市場での成長を加速していくために、グループ・グローバルで全体最適やありたい姿・長期ビジョンに対するバックキャストで物事を捉えられるよう社員一人ひとりの意識と行動を変容させ、自律的で挑戦的な価値観を醸成させる企業風土への変革を進めていきます。
そのような変革を通して、NXグループが「イノベーションによる新たな価値創造」、つまり、ロジスティクスを通じてお客様や社会へ新たな価値を提供していくことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
そして、その先にある「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」という姿を、グループ全体で共有し、その実現に向け進んでいきます。
海外での売上収益については、2019年4月からの5年間で、M&A(企業買収)によらない自らの力での成長を中心に、6,000億円程度まで伸長しました。
一方、さらに5年後の2028年の海外売上収益目標は1兆2,000億円としており、自社での成長に加えて、M&Aによる大幅な成長を想定しています。
日本については強靭化を戦略として取り組んでいきます。グループ全体での事業利益率5%という目標の達成に向けて、日本リージョンについては、これまでも進めてきた収益性の改善の取り組みは継続しつつ、組織のあり方の見直しや、収益性や成長性の低い事業などからの撤退や縮小も検討し、さらに収益性を高めていきます。
経営計画
NXグループの経営計画について掲載しています。
決算説明会
決算説明会での配布資料などを掲載しています
POINT4 /
実現への取り組み
長期ビジョンを実現するための、具体的な取組みをご紹介します。私達はそれぞれの取り組みにKPI(重要業績評価指標)を設定し、着実に推進していきます。
ビジョン実現のためのシナリオ
長期ビジョンを実現するため、2024年から5年間で取り組むべき内容を示したのが、経営計画2028です。
経営計画2028は、これからも変革に挑戦し続けることで成長を加速し、長期ビジョンを目指していくという意思を表し、副題をDynamic Growth 2.0 Accelerating Sustainable Growth~持続的な成長の加速~としました。
長期ビジョンの実現に向けて、変革を加速し、資本コストや企業価値向上を意識した経営を進めていきます。
経営計画2028の基本方針として、「グループ全体最適を重視して、グローバルな事業成長を実現します。」「企業価値向上の鍵として、事業ポートフォリオマネージメントに取組みます。」「サステナビリティ経営を推進し、選ばれる企業グループへ変革します。」という3点を掲げ、重要な数値目標(KGI)としている、売上収益3兆円、事業利益1,500億円、ROE(株主資本利益率)10%以上を目指します。
それらのKGI達成に向けた特に重要な戦略が「グローバル市場での事業成長の加速」「日本事業の再構築」「サステナビリティ経営の推進」になります。
事業の成長戦略
ここでは、「グローバル市場での事業成長の加速」における要点および基本コンセプトについて説明します。
前計画で取り組んできた、顧客・産業軸を戦略の起点として、ロジスティクスソリューションの構築、ソリューションを実現する事業軸、そしてエリア特性に合わせてビジネスを拡大するエリア軸の3軸のアプローチを進化させ、グローバルな成長を目指します。
戦略のポイントは、既存顧客の取引拡大と顧客数の拡大です。それを実現させるための基本コンセプトは、アカウントマネジメントとEnd To Endのソリューション提供になります。
現在、サプライチェーンはグローバルに構築されていて、複雑化しており、非効率な部分や、脱炭素などのサステナビリティに関する課題を抱えています。こうした状況の中で、サプライチェーンの全体を捉えたロジスティクスソリューションにより、お客様の課題を解決することがポイントになります。私達は、これまで医薬品や半導体産業など、産業特性に応じたロジスティクスサービスを構築してきました。その経験・ノウハウを活かし、お客様のサプライチェーンのEnd to End へのサービス基盤の整備を進めます。
営業手法としては、アカウントマネジメントを強化します。これは、陸上輸送・海上輸送・航空輸送という、NXグループの事業を切り口とした営業、サービス提供ではなく、あくまでも、お客様を起点にNXグループのあらゆるサービスを提供し、お客様の生産や商品の販売に貢献する、まさに総合物流企業としての強みを生かした営業手法です。
営業活動で把握したお客様のニーズに応じて、ソリューションを提供し、産業別に共通化できるものはプラットフォームとしてサービスを構築して、効率的なソリューションを提供します。
営業において特に重点的にターゲットとする産業としては、前計画で設定した5つの重点産業を拡大し、テクノロジー、モビリティ、ライフスタイル、ヘルスケア、半導体として再編しました。
また、特に売上を伸ばしていきたい海外リージョンについては、2024年1月にM&Aによる買収を完了したcargo-partner社へのPMIと、インド市場での存在感の確立を最重要課題として位置づけ、日本を含む世界全体で取り組んでいきます。
これらの取り組みによって、航空および海運輸送や、倉庫・配送等の取り扱いを拡大させ、売上収益および事業利益を成長させていきます。
経営計画
NXグループの経営計画について掲載しています。
決算説明会
決算説明会での配布資料などを掲載しています
POINT5 /
株主還元とメリット
資本政策や配当金、自己株式取得、株価、格付の推移などを記載しています。
安定的な株主還元を維持しています
株主の皆さんへの利益還元を最重要施策の一つとして認識しており、営業の拡充と企業体質の強化に努め、株主資本の拡充と利益率の向上を図るとともに、利益還元の充実に努める方針です。剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。
資本政策
- ROE 10%以上
- 配当性向 40%以上
- 総還元性向 55%以上(2024~2028累計)
- 自己資本比率 35%程度
- 下限配当 1株あたり年間配当金100円
*2023年12月期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しています。
自己株式取得状況および自己株式消却状況
自己株式取得状況
安定的な格付推移
格付けとは、企業そのものやその企業の発行する社債の元本、利息が約束どおり支払われる確実性、財務的安全性を、第三者機関である格付会社が独自の調査結果に基づいて評価したものです。NXグループは、第三者機関より安定的に高い評価を得ています。
| 格付機関名 |
種別 |
格付 |
格付の意味(機関のWebサイトより) |
公表日 |
| 格付投資情報センター(R&I) |
発行体格付 |
AA- |
信用力は極めて高く、優れた要素がある。 |
2026年2月3日 |
| 格付機関名 |
格付投資情報センター(R&I) |
| 種別 |
発行体格付 |
| 格付 |
AA- |
| 格付の意味(機関のWebサイトより) |
信用力は極めて高く、優れた要素がある。 |
| 公表日 |
2026年2月3日 |
※詳細については格付機関のホームページよりご確認いただけます。格付投資情報センター(R&I)のホームページへリンクします。
詳細を見る
株主になるメリット
①経営への参画ができます
会社の重要な経営方針を決める株主総会に出席し、お持ちの株数に応じて重要な決議に投票することができます。
②配当金を受け取ることができます
お持ちの株数に応じて、中間と期末の年2回、利益の一部を配当金として受け取ることができます。
③報告書を受け取ることができます
年2回、事業概況や決算情報、またトピックス等を記載した報告書を株主の方々にお送りさせていただきます。