日本通運、物流Webアプリ「DCX」で AIと対話できる新機能「BI LLM Chat」の提供を開始
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)のグループ会社、日本通運株式会社(社長:竹添進二郎 以下、日本通運)は、AI搭載型物流Webアプリ「DCX(デジタル・コマース・トランスフォーメーション)」のデータ分析オプションサービス「Business Insight」において、生成AI(大規模言語モデル:LLM)を活用した新機能「BI LLM Chat」の提供を開始しました。
■サービス提供の背景
近年、グローバルサプライチェーンを取り巻く環境は、地政学リスクや製品ライフサイクルの短期化などを背景に、ますます不確実性を増しています。こうした中、迅速かつ的確な意思決定を行うためには、お客様固有の物流データに加え、市況や需給動向など外部環境の情報も踏まえた、統合的かつスピーディーな分析が不可欠となっています。
日本通運は、物流Webアプリ「DCX」を通じて、物流の可視化とリアルタイムなデータの利活用を推進してきました。この度、より多くのお客様のニーズに応えるため、「DCX」に蓄積されたデータと、インターネット上の多種多様な最新情報を生成AI(LLM)で組み合わせて分析し、高度な意思決定を支援する「BI LLM Chat」を開発しました。
■サービスの特徴
「BI LLM Chat」は、「DCX」上に蓄積されたお客様固有の物流データを、セキュアな環境下でAIが参照・解析し、自然言語での質問に対して迅速に回答を提示するサービスです。
1.多角的な視点による迅速な意思決定を支援
日本通運の現場オペレーションに基づく高精度な実績データと、インターネット上の最新の外部情報をAIが統合して解析します。「特定地域の最新のマーケット状況を踏まえ、過去の出荷実績を参照しつつ、現在の在庫で納期を維持できるか?」などといった、内部データと外部要因を掛け合わせた複雑な問いに対しても、AIが多角的な視点から示唆を提示し、総合的な意思決定を支援します。
2.簡易かつスピーディーなデータ分析
自然言語による対話形式を採用しているため、専門的なITスキルやデータ集計の知識がなくても、チャット画面に質問を入力するだけで分析結果を得ることができます。従来、数日を要していたレポート作成や要因分析の工数を大幅に削減し、現場担当者から経営層まで組織全体の迅速なデータの利活用を促進します。
3.外部から隔離された情報セキュリティ
企業の物流データを扱う本サービスは、外部から隔離されたセキュアな環境で構築されています。入力されたデータや対話内容が外部のAI学習に利用されることはなく、高いセキュリティ水準を維持しながら、生成AIの利便性を安心して活用いただけます。
NXグループは、ものを運ぶことを通して人、企業、地域を結び、社会の発展とともに歩んでまいりました。今後も、AIやデジタルといった最新技術を活用し、お客様のニーズに基づく新たな価値創造や、社会課題の解決に積極的に取り組んでまいります。
■DCXについて
日本通運が提供する「DCX」は、AIを搭載した次世代型の物流Webアプリです。NXグループが展開する国内外の拠点における在庫状況や作業進捗をリアルタイムで可視化し、データの一元管理を実現します。また、最新のデジタル技術を活用した高精度な出荷予測や、対話型AIによる意思決定の支援機能により、デジタルテクノロジーとモノを動かすフィジカルの力を融合させ、お客様の迅速な在庫戦略の立案とサプライチェーン全体の最適化を強力にサポートします。
■DCXに関する当社ウェブサイト
https://www.nipponexpress.com/dcx/jp/top/index.html
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