NX欧州有限会社
NXオランダ株式会社は再生可能エネルギーへの転換に力を入れており、CO2排出量を2018年の6,494トンから2023年には2,664トンへと、59%削減することに成功しました。2024年2月には、風力発電からグリーンエネルギーを供給するヴァッテンフォール社と新たなエネルギー契約を締結、さらには原産地保証:GoO(*1)を受けることで、Scope2の排出量(*2)ゼロエミッションを達成しました。
同社は、事業におけるサステナビリティの取り組みを優先しており、13カ所の物流拠点のうち、6拠点にソーラーパネルを設置しています。なかでも、ホーフトドルプ(自社所有地)の物流拠点では年間415kWhを発電し、同拠点の電力使用量の25%を賄っています。また、4拠点がBREEAM(*3)基準を満たし、6カ所のリース拠点はエネルギーラベルがA以上です。
エネルギーを意識した行動の促進も同社の戦略の一つです。従業員には、エネルギー節約に貢献するため電気を使用しないときは機器の電源を切るよう意識を促しています。ガス消費量の削減と再生可能エネルギー利用の拡大は、引き続き優先課題です。
今後も同社はサステナビリティの取り組みを継続し、イノベーション、コラボレーション、グリーンテクノロジーへの投資を通じて、従業員、お客様、そして地球にとってより豊かな未来を築いていきます。
(*1)Guarantee of Origin: 1 GoO =1 MWh 持続可能な生産電力
(*2)スコープ2排出量は他社から供給された電気・熱・蒸気を使うことで、間接的に排出されるGHGを対象とする。
(*3)BREEAM(Building Research Establishment Environmental Assessment Method)は、建築物の持続可能性性能を評価する国際的な評価手法。