EVトラックの運行開始について

NXアメリカ株式会社

環境的価値

 米国では、2030年までに新車販売の50%を電気自動車などのゼロエミッション車とする目標が設定されております。特にカリフォルニア州では、トラック、バスなど全ての中型・大型車両について、2045年までにゼロエミッション車とする目標を掲げています。このため、企業は将来の事業維持・拡大においてゼロエミッション車の導入が必要不可欠となっています。

 NXアメリカ株式会社は、2024年5月にEVトラックを初めて導入し、サンアントニオ営業所(テキサス州)で稼働開始しました。2024年度中にロサンゼルスや、シカゴ、ラレー(ノースカロライナ州)などの拠点で合計14台の導入を計画し、導入初年度は自社事業におけるCO2排出量を年間約11%削減することを見込んでいます。

 また、燃料燃焼などによるCO2排出量削減(Scope1および2)が難しいお客様に対して、EVトラックによる運行スケジュールを独自に設定し、削減可能なCO2排出量を数値化することで、サプライチェーンにおけるCO2排出量(Scope3)の削減をサポートしています。特に医薬品メーカー及び自動車関連メーカーの需要は高く、Scope3の削減によりお客様の事業維持にも貢献できるよう運行開始しております。