不動産事業におけるSDGsの取り組み(PPA導入)

大阪倉庫株式会社

環境的価値

 大阪倉庫株式会社は、大阪府下を中心(その他京都府八幡市)に、危険物倉庫・定温機能を有した普通品倉庫を軸とした倉庫事業に加えて、物流不動産に特化したサブリース事業、社有不動産賃貸業を中心とした不動産事業にも進出し、2021年に創立100年を迎えた会社です。

 同社は大阪府のSDGs宣言プロジェクト(*1)に参加し、環境に優しいサービスの提供による社会への貢献を宣言しています。同社の不動産事業自体でのCO2排出量は僅かですが、テナント様が施設使用時に必要とする電気使用量は小さくありません。同社はSDGsの取組みの一環として、再生可能エネルギーの利用拡大に貢献できる設備環境を構築し、賃貸物件のテナント様へPPA(*2)を活用した再生エネルギー利用を提案しています。また、同社の事業用物件賃貸サービスにおいては、従来からテナント様にご利用頂く物件のLED化・倉庫屋根の遮熱塗装等の提案を強化し、テナント様の化石燃料による電気使用量と料金、CO2排出量の削減に寄与、一定の評価を頂いています。

 環境に、そして地球に優しいという付加価値を乗せた物件を提供することで、関西経済圏における環境保護に貢献していきます。

(*1)大阪府 私のSDGs宣言プロジェクト
https://www.pref.osaka.lg.jp/o020050/kikaku_keikaku/sdgs/sengen_kigyou_a.html
「大阪倉庫株式会社SDGs宣言」
大阪倉庫株式会社は、気候変動の少ない、健康な地球環境が長く維持されるよう、又、環境に優しいサービスの提供で社会の成長に貢献できるよう努力を続けて参ります。

(*2)PPA:太陽光で発電した電力を一定期間にわたって供給することを目的に、電力消費者が発電事業者からこの電力を購入する契約。