NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社
NXキャッシュ・ロジスティクス株式会社は、50有余年続くキャッシュ・ロジスティクス事業の専門性を高め、柔軟かつスピーディーな意思決定で時代に求められるサービスを創出し、事業の競争力を強化するために、2023年1月に日本通運株式会社から分社する形で設立されました。従業員数約8,000名、車両数約3,000台、日本国内に約90拠点を有しています。
同社の経営方針の一つとして『究極に無駄を省き、合理的で低コスト、さらに低社会負荷の仕組みを作り上げ、お客様のコスト削減に貢献すると共に、社会にも貢献することで、お客様、社会、当社の「トリプルウィン」の関係を構築する。』を掲げています。この実現に向けた取り組みの一つとして、金融機関における本支店間の輸配送業務の共載化を推進し、同一エリアに複数で運行していた各金融機関の輸配送業務を当社1車に集約・効率化を図ることで、CO2排出量の削減にも貢献しています。
また、2023年10月1日から、株式会社NXワンビシアーカイブズと中部地区における輸配送業務の協業体制を開始しました。これによりNXグループの輸配送効率を高め、CO2排出量削減を目指します。
ニュースリリースにつきましては、同社WEBサイトをご覧ください。
https://www.nxcl.co.jp/news/news_release/news_230810_01.html
NX・NPロジスティクス株式会社
NX・NPロジスティクス株式会社では、現場改善活動を全社の取り組みとして展開しています。この改善活動の模範拠点である同社神戸営業所にちなみ、同社ではこの活動を「神戸化」取り組みと呼び、本社に「神戸化推進室」を設け、横展開の推進、活性化を後押しする様々な施策を実施しています。
その中の一つが、2016年から開始した「神戸化サポートポイント」の取り組みです。
「神戸化サポートポイント」とは、各拠点が実践した改善活動の内容と総件数に応じて付与されるポイントを元手に、各拠点では更に改善活動に向けた備品購入に使用することができるという仕組みです。
全社において、改善活動が一定程度定着したことも踏まえ、「“自分”の改善が“誰かの支援となる”ことを身近に感じよう!」というコンセプトのもと、2022年から、新たなサポートポイントの使い道として、「社会貢献」に繋がる『ユニセフ支援ギフト』※への使用を選択肢に加えました。
2022年度の実績として、38拠点が参加し、栄養治療食32セット=4800食分の支援を行いました。
2023年度もこの取り組みを継続しており、各拠点から申請を受け付けています。(1月現在)
※ユニセフ支援ギフト
ワクチン・栄養治療食・毛布などのなかから、寄付者が選んだ支援物資(ギフト)を、ユニセフが最も支援が必要な子どもたちのもとに届ける支援方法
NX欧州有限会社
NX欧州有限会社(以下、NX欧州)はサステナビリティの取り組みとして、3,150トンの排出量削減のために2023年6月にルフトハンザ・カーゴと契約を交わしました。航空貨物の輸送において、より環境負荷が低いSAF(持続可能な航空燃料)を利用することは、脱炭素化をするための最も現実的な方法の一つです。
同時に、NXグループはお客様のサプライ チェーンにおけるCO2排出量を削減できるNX-GREEN SAFプログラムを開始しました。プログラムに参画したお客様は、第三者機関の認証を取得したCO2排出削減証書が発行されます。
SAFは航空脱炭素化に向けた切り札とも言われ、その利用拡大にはサプライチェーン全体での取組が重要です。NX-GREEN SAFプログラムは、利用航空会社、利用運送事業者、お客様とともに、SAFの普及を通じて航空輸送におけるCO2排出量を削減し持続可能な未来を目指すパートナーシップ・プログラムです。
NXグループは、SAF利用によりサステナビリティへの取り組みを拡大することで、NXグループの社会的責任を果たし、より豊かな未来に貢献していきます。NX-GREEN SAFプログラムに関するお問い合わせはneeu-ehq.co2@nipponexpress.comまでお願いします。
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
NXグループは物流を通じ世界の人々のより良い暮らしと持続可能な社会の発展を支えるために、2023年1月にサステナビリティ方針・ビジョンを定め、様々な活動をしています。
とりわけ、地球環境を保全していくことは豊かな未来を次世代につなげるために不可欠であり、NXグループでは気候変動への取り組みを重要課題(マテリアリティ)と位置づけ、地球環境保全への対応を強化しています。
2022年5月にはTCFDへの賛同を表明、さらに2023年5月にはSBTiへコミットメントレターを提出したほか、お客様のCO2排出削減に貢献する商品・サービスの創出など、具体的な取り組みを加速しています。
また、山形県飯豊町、鳥取県日南町に「NXグループの森」を設け、それぞれ年に2回、町役場や森林組合などの協力・指導の下、計画的に植樹や下草刈りなどを行っています。こうした取り組みが世界のNXグループ各社で実施されています。
このほか、2023年8月には人権方針を、更に12月には持続可能な調達方針を策定するなど、地球環境の保全への取り組みに限らず持続可能な社会の実現と企業価値の向上に取り組んでいます。
NXグループはこれからも事業を通じてより良い暮らしと持続可能な社会の発展を支えるために取り組みます。