MATERIARITY
ガバナンスの強化(コンプライアンス・安全)

NXグループが本マテリアリティに取り組む理由

「NXグループ企業理念」を拠り所とし、安全・コンプライアンス・品質に対する価値観を基本とした「現場力」は、NXグループの価値創造、社会からの信頼の土台となっています。
今後も、変わらぬ価値観の下、グループ全体でコンプライアンス順守と安全の確保に関する取り組みを進めていくことで、さらなる「現場力」の強化を通じた企業価値の向上を目指します。

マテリアリティで目指す姿・取り組みの全体像(価値構造化ツリー)

本マテリアリティの取り組み状況

コンプライアンス教育の実施

当社グループでは、海外も含めた従業員に対し、行動指針やコンプライアンスに関する具体的事例を分かりやすくまとめた「コンプライアンス・ハンドブック」(16言語)を配付し、コンプライアンス経営の促進を図る有効なツールとして、社員教育などで活用しています。2022年度は「コンプライアンス・ハンドブック」等を活用した教育を延べ71,560名が受講しました(当社国内グループ)。
また、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社、日本通運株式会社の営業・事務系社員を対象に、ハラスメント防止、コンプライアンス違反防止を目的としたeラーニングを年2回実施し、2022年度は延べ39,196名が受講しました。その他、当社国内グループのコンプライアンス推進者を対象に、毎年、コンプライアンス徹底に向け情報共有・意見交換を目的とした会議を開催し、コンプライアンス意識の向上に取り組んでいます。
当社グループでは、毎月「コンプライアンスだより」と「コンプライアンスカレンダー」を当社国内グループの各職場に向け発信しています。「コンプライアンスだより」では、コンプライアンス違反事例の共有の他、コンプライアンスに関する知識の習得、意識の向上および注意喚起を行っています。「コンプライアンスカレンダー」では、従業員から募集したコンプライアンス標語を掲載し、従業員参加の取り組みと親しみやすい内容で、コンプライアンスの浸透を図っています。

内部通報制度の整備・運用

当社グループのコンプライアンス経営において自浄作用を発揮させ法令違反などの早期発見と未然防止を図るために内部通報制度として、国内グループでは「NXスピークアップ」を運用してきましたが、2022年度は海外グループを対象として「NXグローバルスピークアップ」を設置し、当社グループの全従業員から内部通報を受け付ける運用を行っております。

本マテリアリティに対するその他の取り組みについては サステナビリティデータブック[PDF 8,673KB]をご確認ください。