日通NECロジスティクス株式会社
日通NECロジスティクス株式会社は、半導体・電子部品、電機精密産業のお客様を中心にグローバルで最適な物流サービスを展開しています。
その一つとして、お客様の貨物特性・輸送方法に応じて、品質・コスト・包装資源の3Rなど、環境保全の観点も踏まえた最適な包装・梱包の設計、試験サービスを提供しています。国際安全輸送協会(ISTA)の認可を受けている「品質評価センター」では、昨年、輸送等での製品および包装貨物・材料の評価試験に10種類の温湿度試験が可能な小型恒温恒湿槽を導入し、従来の大型・中型層に加え対象範囲を拡大する等サービスの拡充に努めています。
なかでも、今後ますます増大が期待される宇宙産業のニーズに応えるため、持続可能なロジスティクスサービスの開発を進めており、本年4月には株式会社DigitalBlast等とパートナーシップを強化し、宇宙産業にかかわる輸送へのワンストップサービスの構築を開始しました。東京ビッグサイトで同時期に開催された宇宙ビジネスの展示会「SPEXA-Space Business Expo-」では、人工衛星発射場までの国内外ロジスティクスサービスや、当社技術を駆使した宇宙機器搭載部品の輸送用リターナブルボックスの設計から制作、輸送の取り組みを紹介しました。
今後もカーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けてお客様のサプライチェーンを支え、サステナビリティ経営をサポートしていきます。
NXキャリアロード株式会社
NXキャリアロード株式会社は、人と仕事を結ぶ会社として、誰もが安心して働ける環境づくりに力を入れてきました。この理念のもと、同社は障がい者の方々がより働きやすい環境を整えるため、今年度から障がい者雇用プロジェクトを立ち上げ、全国の支店・事業所に障がい者雇用支援担当者を任命しました。
さらに、入社を希望する障がい者の方には、ヘルプマーク(ステッカー、バッジ、キーホルダー)の着用ができるようにしました。これにより、職場の同僚が障がい者雇用者であることを把握しやすくなり、適切なサポートが提供できるようになりました。
また、障がい者の方々に安心して働いていただくためには、一人ひとりのニーズに合わせたサポートが大切です。同社は定期的な面談や入社後のフォローアップを通じて、コミュニケーションを積極的に行い、長く働いていただけるよう努めています。
NXキャリアロードは、これからもすべての人々が安心して働ける環境を提供し、誰もが活躍できる職場づくりを目指します。
NIPPON EXPRESS (SOUTH ASIA & OCEANIA) PTE.LTD
NXタイロジスティクス株式会社は、気候変動への取り組みの一環として、走行中にCO2や汚染物質を排出しないEVトラックを初めて導入しました。世界各国では、CO2排出量削減のためにEV車の導入が進んでいますが、タイの物流業界において、商用車としてのEVトラックの導入例はまだ多くありません。このような状況のもと、同社では、1月19日(金)にEVトラック/最大積載量8,800kgs、航続距離200kmを初めて導入しました。このEVトラックはスワンナプーム空港に近いバンコクロジスティクスセンターに導入し、航空貨物の配送業務などに活用します。引き続き、トレーラーヘッドなど他車種も含めた積極的なEVトラックの導入を検討します。
NX情報システム株式会社
NX情報システム株式会社は、グローバルロジスティクスを支える日本通運とそのグループ企業の情報サービスの中核を担うべく、2004年に設立されました。
同社のミッションは、NXグループ長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現のためIT・DXの面からビジネスに貢献することです。そのような事業背景から、社会的な要求度の高いIT・DX人材の登用に力を入れており、ダイバーシティ&インクルージョンも踏まえた労働環境の整備に努めています。
グループ内では比較的早期にフレックス制度やリモートワークの導入を実現したことで、文化としての柔軟な働き方が根付きつつあります。特に育児休業については、男性でも前広に業務調整を行い取得することで、周囲との協調性も高まっていく効果が生まれています。また、組織内でも育児休業取得予定者に協力する空気感が定着してきました。
同社はこのような活動を通じて、引き続き長期ビジョンの実現に向け、誰もが働きやすい職場環境の醸成に取り組みます。
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
2024年4月より、NXグループ本社ビル内に不要衣類品の回収ボックスを設置し、従業員に「自分ではもう着ないけれど、まだまだ着れるので捨てるのはもったいない」衣服を持ってきてもらいリユースやリサイクルに回す衣類品の回収プロジェクトを株式会社ECOMMIT(※)と共に実施しています。
こうした気軽な活動参加を通じ、なかなか身近には感じづらい「サステナビリティ」や「エコ」を自分の生活の一部として考えてもらうことで、従業員の意識向上を目指しています。また、回収量がある程度見込めれば他の企業でも同様の効果が期待でき、回収プロジェクトの輪が広がることが期待されます。そのため、並行して事業化に向けたデータ収集を行っています。
4月の1か月間で115.4KGの衣類が集まり、そのほとんどをリユースすることができました。これにより、衣類を単純焼却した場合と比較すると81%のCO2削減効果(77.5KG削減)があったことになります。
NXグループでは今後もサステナビリティ経営およびオープンイノベーションの推進を目的としてさまざまな取り組みを推進していきます。
※ECOMMIT社は、NXHD傘下のCVCファンドの出資先の1つで、サーキュラーエコノミーを展開する「循環商社」です
(参考:
https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/press/2023/20231020-1.html)
※PASSTOについて:https://www.passto.jp/