ニュースリリース

NXインド、「THKインド スリシティ商品センター」の開所式を実施

~インドの著しい経済成長に伴う生産拡大に対応し、構内物流の効率化をサポート~

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)のグループ会社、NXインド株式会社(社長:P. Krishna Murthy 以下、NXインド)は、11月17日(月)、THK株式会社(社長:寺町崇史 以下、THK) の現地法人、THK India Private Limited(社長:水野裕介 以下、THKインド)が同社のスリシティ工場内に新設した「THKインド スリシティ商品センター」の運営業務を受託し、同日に開所式を執り行いました。

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(開所式の様子*)

 THKは、世界トップシェアを誇る直線運動案内(Linear Motion Guide ―LMガイド)のパイオニアメーカーです。同社製品は工作機械、産業用ロボット等の基幹部品として採用され、世の中に広く貢献してきました。
 世界的なサプライチェーン再編が進む中、インドは自動車やエレクトロニクス、産業機械などの製造・開発拠点としての存在感を急速に高めています。こうした背景のもと、THKはインドでの事業拡大を推進しており、THKインドは2021年11月にスリシティ工業団地内に新工場を開設。この度、生産拡大に伴う構内物流の効率化と輸出機能の強化を図るため、同工場内に商品センターを開設し、NXインドが運営管理および構内物流業務を一括して受託しました。
 本商品センターは約8,000m2の規模を有し、THKの主力製品であるLMガイド、ボールねじおよび関連部材を取り扱います。NXインドは、構内の入出庫・棚付け・工場搬出から、インド国内向けの配送までを一貫運営し、物流効率の向上と安定した製品供給体制の構築に貢献します。

 開所式には、THK 代表取締役社長の寺町崇史氏、THKインド 社長の水野裕介氏、建設を担当した三井住友建設の関係者が出席。寺町社長は式典において「『21世紀はインドの世紀』と言われ、継続的な高い経済成長と『Make in India』政策の推進により、今後ますますの市場拡大が見込まれます。THKグループが成長を取り込む上で、THKインドは極めて重要な役割を担っています。また、欧州や東南アジア、将来的な成長が見込まれるアフリカなどへのアクセス優位性を活かした輸出拠点としても位置付けており、本商品センターはその効率的な運営を確実にするものです」と、新施設の役割と今後の展望について語りました。NXグループからは、NXグループインド代表の名古屋輝明が出席し、「ロジスティクスパートナーとして、安全を最優先にサービス品質の継続的な向上に努め、THKインド スリシティ商品センターの効率的な運営と事業成長に貢献してまいります」と述べました。

 NXグループは、今後もグローバルに物流ネットワークを拡大し、お客様のサプライチェーンを支えてまいります。

*:写真左から 三井住友建設 常務執行役員 松井豊雄氏
THKインド 社長 水野裕介氏
NXグループインド代表 名古屋輝明
THK 代表取締役社長 寺町崇史氏
NXインド General Manager Prashast Chaturvedi
三井住友建設 常務執行役員 伊本知司氏