ニュースリリース

マハラシュトラ州政府 産業省事務次官、NXグループビルを来訪

~物流・産業開発・投資促進での協業を協議~

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)は、9月24日(水)、NXグループビルにて、インド・マハラシュトラ州政府 産業省事務次官 P. Anbalagan氏をはじめとする5名の代表団をお迎えし、物流・産業開発・投資促進に関する意見交換を行いました。

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(集合写真*1)

 NXグループは、長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向け、インド市場を最重要拠点の一つと位置付け、インド国内39都市に103営業所、60倉庫(総面積約4,499,000平方フィート)を展開しています。2025年7月には「インド開発グループ」を新設し、事業拡大体制を強化しました。

 マハラシュトラ州は、インド名目GDPの約13.5%*2を占める最大の経済州で、総延長6,310km超の鉄道網、18本の国道、2か所の主要港と48か所の非主要港、約328,000kmの道路網、国際空港3カ所など*3強固な物流基盤を有しています。さらに、州独自の「マハラシュトラ州物流政策2024」による税制優遇・補助金などの各種インセンティブに加え、日系企業向けワンストップ窓口「Japan Cell」や「Supa日本企業産業団地」など、投資受け入れ体制を整備。これらの取り組みにより、同州はインドにおける製造・流通の中核拠点としての重要性を一層高めています。

 今回の訪問は、マハラシュトラ州政府とNXグループが物流・産業開発・投資促進における戦略的協業の可能性について意見交換を行い、インド政府の「Viksit Bharat 2047*4」ビジョンの実現に向けた共同イニシアチブの基盤を構築することを目的に実施されました。
 当日は、マハラシュトラ州政府 産業省事務次官 P. Anbalagan氏をはじめとする5名の代表団を、NIPPON EXPRESSホールディングス常務執行役員 大辻 智、NX南アジア・オセアニア社長 小林 克人らがお迎えしました。会談では、インドの成長を牽引するマハラシュトラ州の物流・投資環境を踏まえ、NXグループのインド事業拡大や同州を中核拠点とする物流ハブ構想について意見交換を行いました。両者は、今後も継続的な会合を重ね、インドの産業発展に向けた連携を強化していくことで一致しました。

 NXグループは今後もグローバルネットワークの更なる拡充を図り、世界中のお客様に高品質な物流サービスを提供いたします。

*1:写真左から5番目:マハラシュトラ州政府 産業省事務次官 P. Anbalagan氏
同6番目:NIPPON EXPRESSホールディングス常務執行役員 大辻 智
同7番目:NX南アジア・オセアニア社長 小林 克人

*2:2023-24年度のデータ
*3:2024年3月時点
*4:インド政府が提唱する、2047年までにインドを完全に発展した国にするというビジョン