ニュースリリース

NIPPON EXPRESSホールディングス、グループ内向け生成AIサービスを導入

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:齋藤充)は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、⽇本マイクロソフト株式会社が提供するAzure OpenAI Serviceを導入し、NXグループ内で安心・安全な生成AIサービスを利用できる環境を整備しました。今後、NXグループ内への展開を通じて、グループの知⾒を⽣かしたサービスの開発強化や業務効率化を目指します。

 物流を取り巻く環境において、多くの変化が生まれはじめています。業界特有の課題に加え、新たな社会課題の発生や新たなニーズへの対応など、これまでの物流の在り方の変革が求められています。NXグループでは、サステナブルな社会・産業・物流市場の維持・発展に向けて、こうした変化への対応を当社グループが取り組むべき経営課題と捉え、この課題を解決するためにデジタルとデータを活用したサステナブルなロジスティクスの構築を目指しています。

 

 今般導入した生成AIサービスは、日本マイクロソフト社のAzure OpenAIを通してChatGPTを利用しており、入力した内容がAIの学習データとして使用されないように、情報漏洩を防ぐための対策が施されています。 まずは、NIPPON EXPRESSホールディングス、日本通運、NXキャッシュ・ロジスティクスの3社、約33,000人の従業員を対象に利用を開始し、順次、グループ会社への展開を進めることで、より多くの従業員が利用できる環境を整備してまいります。

 また、本サービスの利用開始と同時に、生成AIの情報共有コミュニティを立ち上げ、プロンプトの工夫や活用事例をグループ内で共有しています。

 NXグループは、事業のデジタル化とDXの推進を中長期の企業価値向上に関わる重要な課題と捉え、今後も最新のテクノロジーを活用し、業務効率化と情報セキュリティの向上に取り組んでまいります。