ニュースリリース

日本通運、新たな低炭素型輸送サービス「NX鉄道混載便」を開始

~ CO2排出量を削減する環境にやさしい輸送サービスで、お客様のESG経営に貢献 ~

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:齋藤充)のグループ会社、日本通運株式会社(社長:堀切 智 以下、日本通運)は、新たに低炭素型輸送サービス「NX 鉄道混載便」を6月19日から開始いたします。

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■開発の背景

 NXグループは、長期ビジョン「持続的成長と企業価値向上のためのESG経営の確立」を実現するため、トラック中心の輸送形態から鉄道・船舶を利用した輸送形態へ切り替えるモーダルシフトに積極的に取り組み、お客様のCO2排出削減に貢献するサービスの創出に取り組んでおります。また、2024年には、トラックドライバーの時間外労働規制の強化により、将来的な労働力不足が予想されるため、長距離トラック輸送も今後の大きな課題となっています。
 このような状況の中、日本通運はCO2排出量の少ない鉄道輸送で将来的な労働力不足などにも対応するサービスの開発を進めています。
 このたび開始する低炭素型輸送サービス「NX 鉄道混載便」は、鉄道輸送へのシフトが難しいとされる鉄道(12フィート)コンテナ単位に満たない数量の貨物についても、幹線輸送に鉄道を利用することでCO2排出量を削減した輸送を実現します。なお、本サービスは、東京・大阪発札幌向けを対象として開始し、今後、お客様が積極的に鉄道貨物へのモーダルシフトを選択できるようサービスエリアの拡大と更なる改良を重ね、サービスを展開してまいります。

■NX 鉄道混載便の特徴

NXグループは、お客様のサプライチェーンを支えるともに、カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けたCO2排出削減に貢献する物流サービスを開発・提供することで、これからもお客様のESG経営をサポートしてまいります。