ニュースリリース

NIPPON EXPRESSホールディングス、CVCの第一号案件として 倉庫のシェアリングサービスを運営するsoucoへ出資

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:齋藤充)は、本年1月に設立したCVCファンド「NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合」の第1号案件として、倉庫のシェアリング事業を提供するスタートアップ企業である株式会社souco(以下、souco社)に対して6月2日に出資し、資本業務提携契約を締結いたしました。

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■背景
 近年、物流業界は急速に変化し、グローバルな取引の拡大とeコマースの成長に伴い物流施設や倉庫の需要は増え続けています。一方でお客様のニーズも多様化、細分化してきており、これらにどう対応するかは、物流業界にとって大きな課題の1つとなっています。
 NXグループとしても、この課題を解決するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティの推進に努めてきました。また、スタートアップ企業との協業をはじめ、外部リソースの活用もソリューションの1つとして積極的に模索してきました。

■資本業務提携の目的と今後の展開
 souco社は、多数の物流企業等が保有する倉庫やその空きスペース情報をデジタルプラットフォームに一元化し、様々な荷主がもつ突発的な保管需要に対して、それらのリソースを有効活用し、保管サービスを提供しています。
 同社との共創活動*を通じて、次の3点の実現を目指します。

【CO2排出量削減イメージ】

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出所:株式会社souco提供資料

NXグループは、今後も国内外に広がるネットワークを活かして、将来性のあるスタートアップとの共創に取り組んでまいります。

■投資先 株式会社souco概要

所在地 東京都千代田区麹町1-4-4 LIFULL HUB
設立年 2016年7月
代表者 中原(なかはら) 久根人(くねひと)
資本金 100百万円
従業員数 12名(2023年6月1日現在)
事業内容 物流シェアリング事業、システムサービス事業
ホームページ https://www.souco.space/
* 共創活動とは、NXグループ各社とCVCが連携して、お客様や現場オペレーションの付加価値となるスタートアップへ投資し、NXグループとスタートアップが共に事業成長を目指すこと。