ニュースリリース

日本通運、日本発米国向け、新たな海上混載サービスを開発

~米国西海岸の港湾ストライキに備えたBCP対応型サービス~

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:齋藤充)のグループ会社、日本通運株式会社(社長:齋藤充)は、米国西海岸の荷役作業の停滞や、港湾ストライキに備えたBCP対応の①日本発 米国東海岸経由シカゴ向け②日本発欧州ロッテルダム経由米国各地向け海上混載サービスを開発しました。

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①日本発米国東海岸経由シカゴ向けサービス

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②日本発欧州ロッテルダム経由米国各地向けサービス

【サービス概要】
日本発米国東海岸経由シカゴ向けサービス

日本発欧州ロッテルダム経由米国各地向けサービス

【サービス開発の背景】
 米国西海岸の港湾混雑に起因して、本船スケジュールの変更や遅延が発生し、新たなスペース確保が難しいことに加え、積み替えする鉄道ターミナルの混雑や、トレーラーのドライバーが不足するなど、物流に大きな影響が出ています。また、米国西海岸の労使交渉による港湾ストライキ発生のリスクも懸念され、先行き不透明な状態が続いています。
 日本通運は、お客様のサプライチェーンを維持するためBCP対応型輸送サービスとして、米国西海岸の港湾混乱を回避し、米国各地へ安定したリードタイムで確実な輸送を提供するため、①日本発米国東海岸経由シカゴ向け、②日本発欧州ロッテルダム経由米国各地向けの新たな海上混載サービスを開発しました。

 NXグループは、お客様からのご要望にあわせ、代替となるルートの開拓や輸送モードの活用と組み合わせによるBCP対応ソリューションを提供し、お客様の事業継続を支えてまいります。