ニュースリリース

日本通運、第23回物流環境大賞で物流環境大賞、特別賞をダブル受賞

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:齋藤充)のグループ会社、日本通運株式会社(社長:齋藤充)は、一般社団法人日本物流団体連合会主催の第23回物流環境大賞表彰で、「物流環境大賞」、「特別賞」をダブル受賞しました。

【物流環境大賞】

 CO2排出量可視化による脱炭素社会実現に向けた物流支援ツール
 ~日本通運 ネットワーク商品企画部が受賞~

 CO2排出量可視化ツール「ワンストップ・ナビ」は日本初の検索ツールで、発着地、貨物重量等を入力すると輸送モード別のリードタイム、CO2排出量の一括算出が可能です。会員登録により運賃も検索可能で、環境への配慮を含めた最適な輸送モードをお客様へご提案します。

 開発にあたり、輸送距離を精緻化するため外部地図サービスと連携し、お客様が算出結果を外部に公表できるように第三者機関(SGSジャパン(株))検証による認証も取得しています。

 この仕組みを活用した「エコトランス・ナビ」は、過去の輸送実績から削減可能なCO2排出量を可視化し、脱炭素経営に取り組むお客様のモーダルシフトをサポートするシステムです。

 今回の受賞は、これらのツールによりお客様の環境意識の高揚を図る仕組みを構築し、環境負荷低減を率先する取り組みを行っていることが評価されたものです。

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※「ワンストップ・ナビ」、「エコトランス・ナビ」に関する当社ウェブサイト
「ワンストップナビ」:https://www.nittsu.co.jp/logistics_solution/it/onestop-navi/
「エコトランス・ナビ」: https://www.nittsu.co.jp/v-site/44.html

【特別賞】

 松山港を利用したモーダルシフトによるCO2削減、2024年問題への取り組み
 ~DSロジスティクス株式会社、株式会社日新の2社と日本通運 四国支店が共同受賞~

 愛媛県からアジアへの輸出品(化学原料)輸送について、輸出に必要なコンテナの輸送を陸送から海上輸送へのモーダルシフトを行い、輸出港を神戸港から松山港に変更したことで、CO2排出量の削減、ドライバー拘束時間短縮および地方港の活性化を実現しました。

 NXグループは、今後も物流において環境負荷低減を進めるとともに、省資源・循環型社会を構築することで、持続可能な社会の実現に積極的に取り組んでまいります。