ニュースリリース

日通、関西国際空港内に温度管理施設を新設

~医薬品をターゲット、「NEX-PHARMA Logistics Hub Kansai Airport」稼働開始~

 当社は、関西国際空港の国際貨物上屋内に、厳格な温度管理が可能な国際航空貨物の物流拠点として、温度管理施設「NEX-PHARMA Logistics Hub Kansai Airport」を新設し、7月26日(月)から営業を開始します。7月15日(木)には、稼働開始式を執り行いました。

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(施設内観-前室)

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(式典の様子)

 近年、医薬品については、世界的にGDP(Good Distribution Practice)をはじめとした品質基準への厳格な対応が求められており、輸送・保管中の温度管理について、お客様の求める品質水準も高まっています。

 今般開設した「NEX-PHARMA Logistics Hub Kansai Airport」では、医薬品産業貨物の取り扱いを主軸としており、2018年12月に厚生労働省から発出された「日本版GDPガイドライン」に準拠した対応を目指しています。また、当社はIATAが提唱する医薬品輸送品質認証「CEIV Pharma(※1)」を取得すべく、関西エアポート株式会社が主催するKIX Pharmaコミュニティに参画しています。同認証を取得した際には、国内で初めて空港内にGDP関連認証を取得した施設を運営する航空貨物フォワーダーとなり、自社体制でGDP認証施設を運営することで、西日本のゲートウェイである関西国際空港において、安全かつ高品質な温度管理輸送サービスを提供いたします。

【当施設の特長】
1.温度管理

2.品質の確保

3.セキュリティ強化

【施設概要】

名称 NEX-PHARMA Logistics Hub Kansai Airport
住所 大阪府泉南市泉州空港南1番地 関西国際空港 国際貨物上屋B棟
床面積 568.96m2
認証取得 ISO9001(品質)、TAPA Class A、AEO保税蔵置場
サービス内容 輸出入貨物の一時保管、梱包、通関など
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(施設入口)

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(施設内観-定温エリア)

 当社は、経営計画において重点産業と位置付ける医薬品産業の取り組みを強化し、医薬品の高度化・多様化するニーズにお応えするために、安心・安全な医薬品サプライネットワークサービスの拡充に努めてまいります。