当社の現地法人、マレーシア日本通運株式会社(社長:早瀬彰哉 以下、マレーシア日通)は、2021年1月14日(木)を発効日として、クアラルンプール国際空港支店において、マレーシア国内輸送の提供に関する医薬品の適正流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証を取得しました。
(マレーシア日通 クアラルンプール国際空港支店外観)
近年、マレーシアでは賃金や経済水準の上昇に伴い、国民の健康志向が高まってきており、製薬業界は政府によって成長と発展が目指される新しい成長分野のひとつとなっています。また、マレーシア政府はJAKIMによる医薬品のハラール認証のグローバルスタンダード化を目指しており、ムスリム市場に向けた医薬品のハラール物流の需要は今後増大することが予想されます。
マレーシア日通では国内の病院に提供する医薬品配送業務を受託するとともに、クランロジスティクスセンター、クアラルンプール国際空港支店では既に医療機器物流の品質基準であるGDPMDの認証を取得しており、医療機器の取り扱いを増やしています。
今後需要が増大するハラール認証を受けた医薬品について、顧客に安全、安心を届けられる物流を可能とし、ムスリム社会の発展にも貢献していきます。
当社は、今後も医薬品輸送の高度化・多様化するニーズにお応えするサービスを拡充し、経営計画において重点産業と位置付ける医薬品産業の取り組みを強化してまいります。また、強みであるグローバルネットワークと連携した高品質輸送サービスの提供にも努めてまいります。
【施設概要】
名称 | マレーシア日本通運株式会社 クアラルンプール国際空港支店 (NIPPON EXPRESS (MALAYSIA) SDN. BHD. KLIA BRANCH) |
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住所 | Lot A-10 & 11 Malaysia Airlines Freight Forwarder Complex, KLIA Free Commercial Zone,Southern Zone, Kuala Lumpur International Airport 64000 Sepang, Selangor, MALAYSIA |