ニュースリリース

日通、成田地区に大型冷凍・冷蔵施設を新設

~医薬品をターゲット、「Narita Temperature Controlled HUB」、7月から稼働開始~

 当社は、成田空港から約5kmの自社物流センター内に、厳格な温度管理が可能な国際航空貨物の物流拠点として、冷凍・冷蔵施設「Narita Temperature Controlled HUB」を新設し、このほど7月12日から営業を開始しました。

 近年、医療・医薬品、化学品、電子材料などを中心に、厳格な温度管理を必要とする国際航空貨物輸送の需要の増加を背景として、輸送・保管中の温度管理について、お客様が求める品質水準も高まっております。
 特に医薬品については、世界的にGDP(※1)をはじめとした品質基準への厳格な対応が求められており、新設した「Narita Temperature Controlled HUB」ではGDPに準拠した温度・品質管理体制のもと、安全かつ高品質な温度管理輸送サービスを提供いたします。

【当施設の特長】

温度管理

品質の確保

セキュリティ強化

  1. ※1 GDP(Good Distribution Practice):輸送・保管過程における医薬品の品質を確保することを目的とした基準。
    EUでは法的規制となっている。
  2. ※2バリデーション:妥当性確認。検査・分析の方法やその作業プロセスなどが適切であるか科学的に検証すること。
【施設概要】
名称 Narita Temperature Controlled HUB
住所 成田市東和泉字境前443-50 成田空港物流センター一般棟2階
床面積 1,320m2
認証取得 ISO9001(品質)、ISO14001(環境)、AEO保税蔵置場
サービス内容 輸出入貨物の一時保管、梱包、通関など

 当社は、今後も温度管理をはじめお客様の高度化・多様化するニーズにお応えする物流サービスを開発・拡充し、企業理念に掲げる「物流から新たな価値を創る」ことを目指します。

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(施設入口)

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(定温庫室内)