ニュースリリース

日通、中国外運グループの物流会社と戦略的業務提携を締結

~中国国内化学品物流の取り扱いを強化~

当社の現地法人、上海通運国際物流有限公司(社長:小黒一興)は、中国最大手の通関・物流会社である中国外運グループの中外運化工国際物流有限会社(総経理:王笃鹏 以下、中外運化工物流)と2016年12月26日に危険品を含む化学品輸送分野での新規セールスと業務領域拡大を目的に、業務提携契約を締結しました。

中外運化工物流は、中国における化学品・危険品輸送分野でトップクラスの物流企業で、中国国内で自社車両約360台の運行を行っています。また、上海市奉賢区に36,450m2(甲類2,905m2、乙類10,383m2、丙類23,162m2)の危険品保管用の自社倉庫を有し、各種危険品(毒物および劇物を含む)の保管・配送業務も担っています。

中国では2015年8月の天津爆発事故により、中国国内で危険品取扱業者に対する規制が厳格化される一方で、化学品メーカーを中心に化学品・危険品輸送に対する需要は従来と変わらない水準を保っています。

日本通運が有する中国内外の豊富な輸送サービスと中外運化工物流の有する高品質な危険品輸送サービスを組み合わせることにより、安全性が求められる化学品や原料の輸送において、お客様のニーズに合わせたサービスの提供が可能となります。

当社は、今回の戦略的業務提携により、化学品・危険品輸送のサポートを強化し、お客様のニーズに対応すべくサービスを拡充してまいります。

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(左から4人目:王総経理、5人目:杉山執行役員、6人目:小黒社長)