ニュースリリース

日通、国内海上輸送「東京~北海道」間に新造船2隻投入

~『ひまわり8』2017年9月、『ひまわり9』2017年12月にそれぞれ就航予定~

 当社は、国内海上定期航路のうち東京~北海道間で、2017年度から「ひまわり1」「ひまわり2」の代替となる新造船の運航を開始します。

 同航路は現在、2001年就航のROROコンテナ船※「ひまわり1」「ひまわり2」と2013年4月就航RORO船「ひまわり7」の3隻で運航しております。
 このたび、東京・北海道間のさらなるサービス拡充を図るため、「ひまわり1」「ひまわり2」の老朽化に伴う代替船として、RORO船「ひまわり7」の同型船『ひまわり8』『ひまわり9』を新造し配船します。

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(東京~北海道航路)

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(同型船 「ひまわり7」)

 新造船は、上甲板部に危険品積載スペースを設け、従来「ひまわり1」、「ひまわり2」では船内に積載していた『危険品コンテナ貨物』も輸送できる仕様としています。
 また、5つの省エネ設備を採用し、「ひまわり7」以上に環境対応・省エネ対応を進めています。

  1. 省エネ船型
  2. バルブ付リアクション型高性能舵
  3. 高効率可変ピッチプロペラ
  4. 電子制御式低速ディーゼル主機関
  5. インバータ駆動式海水冷却ポンプ

 当社は今後も、多様化するお客様の物流ニーズに応えるため、国内海上輸送サービスのさらなる拡充を進めます。

※ROROコンテナ船とは
 船の前方にはコンテナを積み込むスペースがあり、後方にフェリーの様に「ランプウェイ」と呼ばれる車両の乗降口を備え、トレーラ等の車両が荷役機器(クレーン等)無しに自走で船内に入ることが出来る貨物船の事です。