ニュースリリース

日通、メキシコ向け航空混載サービスをバージョンアップ~中央高原の主要都市へ、日本出発の翌日に配達可能~「Mexican Eagle Liner (Premium)」を9月末から発売開始

2015年10月27日

~中央高原の主要都市へ、日本出発の翌日に配達可能~「Mexican Eagle Liner (Premium)」を9月末から発売開始

 当社は、日本発メキシコ4都市向けの航空混載サービス、「Mexican Eagle Liner」のうち、特に大きな輸送ニーズのあるグアダラハラ向けを充実させ、9月末から新たに「Mexican Eagle Liner (Premium)(メキシカン イーグル ライナー (プレミアム)」として発売いたしました。

【従来サービスとの違い】

  1. 高品質輸送の実現
    日系フォワーダーで唯一、自社の施設・戦力により転送便に搭載するULD※1のビルドアップ作業を実施
    →詳細な外装チェックや確実な貨物トレースなど、日本品質の輸送を提供。
  2. 経由地における同日転送の確約
    従来は経由地ロサンゼルスの航空会社が行っていた、グアダラハラ向け転送便用ULDのビルドアップ(貨物積み付け)作業を、自社の施設・戦力で実施
    →航空会社への貨物持ち込み締め切り時刻が後ろ倒しされ、日本~ロサンゼルス間のフライトと同日の転送便への、確実な搭載が可能。
  3. グアダラハラ空港到着後のハイスピード化
    当社貨物だけを積んだULDで輸送しているため、グアダラハラ空港到着後、同空港での優先的な輸入通関を実現
    →ご要望があれば、自動車メーカーが多く立地する中央高原の主要都市(グアダラハラ、アグアスカリエンテス、シラオ)へ最短で到着当日(輸出翌日)の配達が可能。

【開発の背景】

 メキシコは日系企業以外にも世界の自動車メーカーが次々と進出し、現在注目を集めているエリアですが、資本力のある完成車メーカーや「ティア1」と呼ばれる下請けメーカーに比べて、「ティア2」「ティア3」、と言われる2次、3次の部品メーカーの進出が追いつかず、日本国内からの輸出量が増加しています。
 メキシコへ緊急に輸送する必要がある、というメーカーを中心としたニーズに応えるため、この度、サービスの充実を実施しました。

※1 ULD 「ユニット ロード デバイス」の略。航空機の貨物室に搭載するための、パレット、コンテナなどを指す。

以上