ニュースリリース

日通、世界最大のハラール機内食メーカー、ブラヒム社と業務提携契約を締結

2015年6月30日

~ANAケータリングサービスのハラール機内食で、初めて一貫輸送を実現~

 当社の現地法人マレーシア日本通運(社長:田渕浩介 以下、マレーシア日通)は、世界最大のハラール機内食メーカーであり、食品加工会社、レストランを傘下に持つマレーシアの総合食品企業、Brahim’s Holdings Berhad社(会長:Dato’ Seri Ibrahim 以下、ブラヒム社)とハラール輸送に関する業務提携契約を6月15日に締結しました。この業務提携契約に基づく初めての輸送業務として、ANAケータリングサービス殿のハラール機内食20,000食をマレーシアから一貫輸送しました。

(配送時の積み込みの様子)

 ブラヒム社との業務提携契約は、日通グループがマレーシア及び日本国内でハラールに積極的に取り組み、日系物流企業として初めてマレーシアのハラール輸送認証(JAKIM MS2400-1)を取得したことや世界41カ国にグローバルネットワークを展開していることが評価され、ブラヒム社のハラール食品に関する今後の世界販売戦略の物流パートナーとして認められたことにより実現しました。
 この契約に基づき、当社はブラヒム社がマレーシアで調理したANAケータリングサービス殿のハラール機内食を日本まで一貫輸送しました。
 機内食はマレーシア国内のブラヒム社工場にマレーシア日通が引き取り、ポートケラン港から海上輸送で東京港に輸送、日本到着後は東京都内の倉庫でハラール以外の貨物と適切に分別して保管し、6月26日に川崎市内、6月29日に成田市内のANAケータリングサービス殿施設に配送しました。

 日通グループは、ブラヒム社との契約により、マレーシア、日本に止まらず、アジア諸国、中東を含めたグローバルハラールチェーンの構築を目指し、食品のみならず医療、医薬品分野についてもハラールに関する取り組みを進め、ムスリム社会への安心、安全を提供してまいります。

(業務提携契約を取り交わす左:田渕浩介社長 右:Dato’ Seri Ibrahim会長)

以上