ニュースリリース

日通、第16回物流環境大賞で「物流環境啓蒙賞」を受賞

2015年6月25日

~トラック輸送分野で世界初の「クリーン開発メカニズム」登録を認められる~

 当社は、一般社団法人日本物流団体連合会主催の第16回物流環境大賞で、「安全エコドライブのグローバル展開について」により、「物流環境啓蒙賞」を受賞しました。

表彰後の物流連・川合会長と渡邉社長

(表彰後の物流連・川合会長と渡邉社長)

 当社は、経済成長著しいASEAN諸国などで深刻化している環境問題や交通事故の問題に対処するため、日本で確立した安全エコドライブの技術、指導を生かし、海外でも同様の指導を行うこととしました。
 その第一弾として、2012年12月に日本国内のドライバー指導員をマレーシアへ派遣し、車両に取り付けたデジタル式運行記録計を利用して、運転技術の指導を行いました。
 その結果、CO2排出量が年間平均で6%、交通事故発生率も0.67から0.04へと大きく減少し、マレーシア政府機関及び関係各所から高い評価を得ました。

現地での指導の様子

(現地での指導の様子)

 また、この取り組みは、世界で初めてトラック輸送分野で「クリーン開発メカニズム(※注)」の登録を得ました。

 現在、ベトナムでも安全エコドライブの指導を行っており、今後、他のASEAN諸国での実施を検討します。
 当社は、今後も様々な活動を通じて、全世界で安全の徹底と環境負荷の低減に努めます。

  「クリーン開発メカニズム」
京都議定書に定められた温室効果ガス排出量削減の柔軟性措置。国連によって定められた温室効果ガスの排出権を創出する制度。(当社CSRレポート2014年版より)

以上