2008年9月16日
|
||||
業界初、日通、国際航空貨物輸送のトレーシングサービスを実現する UHF帯RFIDによる「貨物追跡システム」を導入 ― 成田-上海(浦東空港)路線で高品質・リアルタイムのトレーサビリティの実現へ ― |
||||
日本通運株式会社(社長:川合正矩/以下、日通)は、このたび、国際航空貨物輸送分野におけるトレーシングサービスを強化するため、業界に先駆けてUHF帯のRFIDによる「貨物追跡システム」を導入し、2008年9月30日から運用を開始いたします。 近年のグローバリゼーションの進展、新興国の市場の拡大に伴い、生産拠点や物流拠点を海外に移転、新設する企業が増えています。このようなグローバル企業においては、市場の需要変動に迅速かつ的確に対応するため、業務効率の向上、物流の最適化といった高度なSCMの構築が必要であり、とりわけ、輸送情報のリアルタイムでの「見える化」が必須となっています。 日通の国際航空貨物部門では、従来からこのようなお客様ニーズに応えるべく、NICEやREWARDSなどの日通独自の情報システムにより、精度の高い輸送情報、倉庫情報の提供に努めてきましたが、「見える化」を一層進め、より高度な輸送情報を提供するため、UHF帯のRFIDを貨物に貼付し、トレースするシステムの検討を行ってきました。 導入検討にあたり、成田空港外の日通の施設及び上海浦東空港外の日通の施設における、実運用に向けた読み取り実証実験を行ってきました。その結果、このほど実用化の目処がたったため、RFIDシステム導入への豊富な実績と高い技術力を持つ株式会社日立製作所(社長:古川一夫/以下、日立)をソリューションパートナーとし、UHF帯のRFIDを使用した「貨物追跡システム」を本格的に導入することにしました。 本システムでは、ISOが定める国際標準規格に準拠した日立のUHF帯のRFID「μ-Chip Hibiki」を採用し、UHF帯のRFIDを業界で初めて国際航空貨物分野に実際に取り入れ、以下のサービスコンセプトにより、お客様の求める「サプライチェーンの見える化」及び業務プロセスの改善を支援します。 |
||||
|
||||
|
||||
|
||||
|
||||
|
以上