ニュースリリース

中国全土80都市・定期混載トラックサービスを強化

2006年09月19日

2007年9月19日
報道関係各位
日本通運株式会社
三菱商事株式会社
 
中国全土80都市・定期混載トラックサービスを強化
~ 日本通運・三菱商事が華北-華東-華南相互間の往復混載を開始 ~
 
 
 日本通運株式会社(本社:東京都港区、社長:川合 正矩)と、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小島順彦)は、9月1日から中国において華北/華東/華南相互間を結ぶ、往復定期混載トラックサービスを開始いたしました。
 中国での定期混載トラックサービスは昨年3月より上海から中国全土80都市に向けてサービスを行っておりますが、上海など華東地区発の貨物をはじめとする片荷運行が中心で、帰り便についてはお客様の個別のご要望により対応してまいりました。この度、より幅広くお客様のニーズにお応えするため、従来の幹線ルートを組み合わせた往復混載サービスを提供いたします。
 具体的には、(1)華東ルート=◇上海~蘇州~無錫~上海、◇上海~南京~上海、(2)華北ルート=上海~北京~天津~上海、(3)華南ルート=上海~広州/深~上海-を組み合わせることで、遠距離でも往復混載が可能となります。また、料金体系はお客様の利便性を第一に、幹線料金+集荷・配達料金を組み合わせた往復同一の料金体系の分かりやすいものとしております。
 当混載サービスは両社の中国国内物流事業提携の核となる上海浦菱儲運有限公司(本社:中国上海市、社長:波多野守一)が運行会社となり、中国各地で営業展開する日本通運グループ各社及び三菱商事の物流子会社が販売するもので、輸送品質を最重視し各拠点に自社スタッフを配置、追跡情報の管理を行うほか、万一のイレギュラー発生時にも迅速な対応が可能となっております。
 また、上海浦菱では本年5月、北京市において北京空港北側の空港新物流基地に新倉庫(倉庫面積7,000平方メートル、事務所面積500平方メートル)を確保、50名の社員(営業・事務系33名、技能系17名)を配置、既存のお客様へのサービス向上のほか、混載便の仕分けターミナル機能を持つ華北地区の拠点として体制を強化しました。
 今後とも、急速に拡大するあらゆるお客様の中国国内物流ニーズに対応したより使いやすいサービスの提供に努めてまいります。
 
以 上
 
2007年上半期(1月~6月)上海浦菱儲運定期混載取扱概況
(1) 件数 879件
(2) 重量建て貨物 287トン
(3) 容積建て貨物 6,332m3
(4) 方面 華東地域内の輸送が最多。北京、広州、瀋陽、成都方面も増加傾向にある。
(参考:方面別輸送比率) 重量建て貨物 容積建て貨物
華東ルート(上海) 57.0% 91.8%
華北ルート(北京) 12.7% 2.4%
広東ルート(広州) 1.0% 3.8%
東北ルート(瀋陽) 21.0% 0.3%
西南ルート(成都) 7.4% -
(5) 取扱品目 電子部品、自動車関連機器・部品、雑貨、引越貨物