ニュースリリース

日本通運・JR貨物が日本~天津間のSEA&RAILサービスを開始

2006年02月28日

 日本通運株式会社(本社:東京都港区、社長:川合正矩)と、日本貨物鉄道株式会社(本社:東京都千代田区、社長:伊藤直彦)は、3月より日本各地と中国・天津地区間をJR貨物の12フィート鉄道コンテナを使用したシーアンドレールサービスを開始することとなりました。
 すでにSSE(上海スーパーエクスプレス)を利用した華東地区、オリエントフェリーを利用した青島地区へは同様のサービスを開始していますが、この度は、神戸天津間の高速フェリーである燕京号(チャイナエクスプレスイン・神戸―天津間を50時間(週1便)でシャトル運航)を活用します。
 天津は大手自動車メーカーをはじめ多くの日系企業が進出しており、また首都北京の玄関口としての役割も大きく、自動車関連部品や精密機器の他、アパレル製品等の輸送が見込まれます。日本国内では鉄道輸送と高速フェリーの接続により高速、定時輸送を実現し、従来の航空便並みのスピードを実現したサービスとして受注を目指します。神戸・金曜日出港~天津・日曜日入港し、日通の12フィートHDS(ホットデリバリーサービス)では通関要件を満たせば日曜日通関、月曜日配達にも対応できることになります。
以 上
 
■神戸~天津間のSEA&RAILサービスの概要
 
1. 輸送区間
  航路:神戸港~天津港
  国内:神戸(タ)駅~日本国内
2. フォワダー
  日本通運株式会社
3. 船社
  チャイナエクスプレスライン株式会社
4. JRコンテナ輸送スケジュール(週1便)
 
輸入 天津港出港 月曜日 11:00   輸出 東京タ発 水曜日 22:20
  神戸港入港 水曜日 14:00     神戸タ着 木曜日 08:25
  神戸タ発 水曜日     神戸港出港 金曜日 12:00
  東京タ着 木曜日     天津港入港 日曜日 14:00
5. 主な輸送品目
 
輸入 自動車関連部材、電機・電子部品、アパレル製品 など
輸出 自動車関連部材、各種部品 など
6. その他
  中国の首都「北京」の海の玄関口にあたる天津港を活用した初めてのSEA&RAILサービス。
 
神戸/天津高速12ftサービス(PDF:156KB)