2005年03月02日
当社の中国・香港における現地法人・香港日本通運株式会社(社長:早川 強)は、香港チェックラップコック国際空港内に、ハイ・スピード・ロジスティクス・センター(Hi-Speed
Logistics Center)を稼動しています。
同センターは、昨年10月、滑走路に隣接した上屋に輸出航空貨物を取り扱う約6,500m2の自社専用エリアを設けたもので、日系フォワーダーでは初めての入居となります。
従来と比較すると、輸出航空貨物の取扱いにおいて、搬入ドックの増加により待機時間の解消が見込め、自社オペレーションによるULD(※1)のビルドアップを行うことで航空会社に直接ULD単位で搬入することができます。
これにより、今までと同じ貨物の搬入時間で、より早いフライトへの搭載を可能にするとともに、着地側ではULD単位のまま自社CFS(※2)に引き取りが可能となり、安全で信頼性の高い発着一貫サービスと、リードタイムの大幅な短縮を実現します。
また、同センターには、高額商品に対応するためのセキュリティエリアを設け、貨物の保安体制も向上しました。
香港日通では、同センターの稼動により、お客様企業における中国・華南物流のゲートウエイとして機能するよう、さらなるサービスの向上に努めてまいります。
以上
(※1) | Unit Load Devices:荷物を一定の単位にまとめるためのパレットやコンテナ |
(※2) | Container Freight Station:パレットやコンテナの荷物を荷捌きする施設 |
〔施設概要〕 | ||||||||||||||||
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