2004年09月21日
当社のドイツにおける現地法人・ドイツ日本通運有限会社(社長:中谷桂一)は、かねてからフランクフルト国際空港敷地内の南部貨物地区に新施設を建設していましたが、このたび竣工の運びとなり、2004年9月27日に稼動を開始します。
当該施設はエアラインパレットのハンドリングシステムを保有しており、自社で航空輸出入貨物のビルドアップ・ブレーク業務を行うことにより、高速化と高品質化を図ることができます。さらに、お客様のサプライチェーンマネージメントを最適にサポートする機能として、短期保税保管や無在庫型ハイスピードディストリビューションなどのサービスも提供します。
また、警備安全基準であるTAPA(Transported Asset Protection Association)の最上級基準である「Class A」規格にて設計されており、約60台のセキュリティカメラのほか、モニタリングシステム、入退室管理システムを導入して、品質・安全面にも最大限の配慮をしています。(TAPAは竣工と同時に申請予定)
当社は、同施設を欧州域内における航空貨物の中核ゲートウェイの1つとして位置付け、拡大するEU経済圏に同調した体制整備と、とりわけ堅実に伸張する中東欧の物流にも積極的に対応していくとともに、欧州地域の活動理念として掲げる「汎欧州、脱国境、機能一体化」にもとづき、お客様の物流ニーズに確実にお応えしてまいります。
以上
(施設概要) | |||||||||||||||
ドイツ日本通運有限会社 フランクフルト支店 ハイスピードロジスティクスセンター 〔NIPPON EXPRESS (DEUTSCHLAND) GMBH Frankfurt Branch High Speed Logistics Center〕 |
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