2004年01月05日
当社は、国内航空貨物の輸送において、お客様から慎重な取扱いのご要望が多い「個人情報の含まれた印刷物や電子媒体等の貨物(以下、プライバシー貨物)」の輸送に対応した新商品「プライバシーガード」を販売開始いたしました。
この新商品は、貨物特性を考慮しプライバシー貨物専用に輸送するものであり、従来の貴重品輸送のノウハウを活かし、不着・紛失に類する事故の危険性を限りなく低減し、より安全性を高めた輸送を提供するものであります。
当社国内航空貨物の情報システム(SPEED)による充実したトレースポイント管理と専用マニフェストによるオペレーションで、発送から配達までの作業工程において、一貫して確実な授受管理を実施するシステムとなっております。
さらに現在、プライバシーガードの安全性と確実性を最大限に高めるため、セコム株式会社と提携し、GPS端末を装着した専用輸送容器を開発しております。これにより、プライバシー貨物の位置情報・動態情報がWEB経由にて常時管理可能となります。この専用輸送容器による輸送は、2月からオプショナルサービス(有料)として販売する予定です。
また、「プライバシーガード」の発売に合わせて、日本興亜損害保険株式会社で開発した業界初となるプライバシーガード保険(PVG保険)を準備しております。これは、万一の事故に備えて、物的損害だけでなく謝罪費等の損害も補填対象とする商品で、お客様のリスクをワイドに補償いたします。
当社は、今後ともお客様のご要望にお応えする輸送商品の開発に取り組んでまいります。
以上
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